Demon / Gazpacho

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Release : 2014/3/17

Genre : Progressive Rock

Samples : I’ve Been Walking (Part 2)

Tracklist :

1. I’ve Been Walking (Part 1)

2. The Wizard Of Altai Mountains

3. I’ve Been Walking (Part 2) ★オススメ

4. Death Room

ノルウェー、オスロ出身のポスト・プログレッシブ / アートロックバンド、Gazpachoの8thアルバム。

1996年に結成されたGazpachoは、MarillionやPorcupine Treeのようなモダンプログレを基調としながらも、ピアノやヴァイオリン、バンジョー、マンドリンやアコーディオンなど多彩な楽器を要所に用い、より優美でトラディショナルな雰囲気を纏った楽曲を生み出す、シーンの中でも一際高いアート性を特徴とするバンド。本作は自身が「史上最も複雑怪奇な作品となった」と表現していて、プラハの焼けたアパート跡から見つかった住人が書いたと思われる怪文書が着想元の複雑でコンセプチュアルな作品。ちなみに、その文書は余りにも狂った内容であるためプラハのストラホフ修道院に寄贈されたとか…。

今作はこれまでの退廃的でメランコリーな作風と共にトラディショナルな側面が強く表出していて、これまで以上に生楽器によるメロディーが印象的。またコンセプトテーマから来る得体の知れないおどろおどろしさが、優美なサウンドの中で呪術的なアクセントとして強調されており、作品全体をシネマティックに引き立てています。一聴してはっとするようなインパクトは無いかも知れませんが、繰り返し聴けば聴くほど、その不気味なほどの美しさと深さにハマっていく一品。今年のプログレッシブ・ロックを代表する一大抒情詩として、大いに評価されるべき傑作です。