The Turn of the Tides / Empyrium

Empyrium-TheTurnOfTheTides

Release : 2014/7/18

Genre : Gothic Metal / Neo Folk

Samples : Dead Winter Ways

Tracklist :

1. Saviour

2. Dead Winter Ways

3. In The Gutter Of This Spring

4. The Days Before The Fall

5. We Are Alone

6. With The Current Into Grey  ★オススメ

7. The Turn Of The Tides

ドイツ出身の自然崇拝系ゴシック/ネオフォーク・バンドEmpyriumの14年ぶりとなる5thアルバム。アルバムタイトルの「The Turn of the Tides」には、”潮の移り変り”という意味だけでなく、”状況を逆転させる”という意味もあるそうな。

バンド結成は1994年まで遡り、96年に1st「A Wintersunset…」を発表、以降02年までコンスタントに作品を発表し続けますが、その02年作の4th「Weiland」以降はめっきりニューアルバムの発表が途絶えていました。14年ぶりの新作となる本作は、美しい銀盤とストリングスの音色にオペラティックな歌唱が絡み合うという非常にアトモスフェリックでスピリチュアルな作風。自然崇拝系のバンドと聞くとUlverやAgalloch等が思い浮かびますが、Empyriumのサウンドには自然の瑞々しさや生命活動のダイナミズムを強く感じるような、より力強い美旋律が宿っています。

カスカディアン・ブラックメタルのファンは勿論、KatatoniaやAnathemaといった透明感のある耽美なサウンドを特徴とするバンドのファンにとっても楽しめる内容です。結成20年を迎える円熟したバンドの作品だけあって、隙のない力作に仕上がっています。