ポリオミノ / やなぎなぎ

41mTEZc+FJL

Release : 2014/12/10

Genre : Pop / Rock

Samples : 逆転スペクトル

Tracklist :

1. polyomino -intro-

2. トコハナ

3. 2つの月

4. テトラゴン

5. ファラウェイ・ハイウェイ

6. Sweet Track

7. landscape

8. 逆転スペクトル  ★オススメ

9. navis

10. アクアテラリウム

11. 三つ葉の結びめ

12. Rainy veil

13. Esse

14. クロスロード

15. polyomino -outro-

日本のシンガー・ソングライター、やなぎなぎの2ndアルバム。アルバムタイトルの「ポリオミノ」とは、複数の正方形(長方形)を型の中に隙間なく埋めていくパズルのことを指すようです。

幼少よりDTMソフトを用いて日常的に作曲を行ってきたというやなぎなぎは、2006年から音楽活動を開始。インターネットやライブハウス等での活動を行いながら、2013年には待望の1stアルバム「エウアル」を発表します。自然体で透き通った歌声と、ポップスやエレクトロニカ、ハードロック/ヘヴィーメタルまで幅広いルーツを感じさせる豊かな音楽性が魅力的なアーティストで、TV番組・ドラマやアニメ作品への楽曲提供も多いようです。

今作は前作と比べて更に音楽性のバリエーションが広がり、シンセポップやジャズの要素を織り交ぜることで全体的に都会的でハイブリッドな印象を与えるスタイリッシュな楽曲が目立ちます。やなぎなぎが持つ様々な音楽のピースがポリオミノのように「ポップス」という枠に敷き詰められており、様々な要素を持ち合わせながら非常に整合性の取れた、カラフルでバランス感のある作品です。特に♯1~♯8までの流れは圧巻で、やなぎなぎの感性が楽曲ごとに姿を変えながら、プリズムのように輝きを放つ珠玉のポップソングが並びます。彼女の持ち味である自然体で柔らかな歌声や歌詞感はそのままに、都会的な煌きとスケール感を付け加えたようなダイナミックな音像が完成度をぐっと引き上げています。

また余談ですが、以前新作「TALK」をレビューしたAnnabelとはユニットを組んでいたり、二人共新居昭乃ファンを公言するなど共通点は多いようです。私も新居昭乃を好んでよく聴いていたので、彼女らの作品に惹かれるのは自明の理だったのかもしれませんね。自然体で透明感のある歌唱と、どこか幻想的な音楽性を備えている点でも一致しています。新居昭乃かAnnabelが好きでやなぎなぎを知らないという方がもしいらっしゃれば、ぜひ本作に触れてみてください。きっと気に入られる筈です。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

*