Luminiferous / High On Fire

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Release : 2015/6/16

Genre : Doom / Sludge Metal

Samples : “The Black Plot”

Tracklist :

1. The Black Plot

2. Carcosa

3. The Sunless Years

4. Slave The Hive

5. The Falconist

6. The Dark Side Of The Compass

7. The Cave

8. Luminiferous  ★オススメ

9. The Lethal Chamber

アメリカ・オークランド出身の3人組ドゥーム/スラッジメタルバンド、High On Fireの7thアルバム。

ストーナーロックバンドSleepでヴォーカル兼ギタリストを務めるMatt Pikeを中心に結成されたバンドで、スラッシュメタルやハードコアの素養を感じさせる図太く攻撃的なスラッジサウンドを展開し、アングラに寄りがちなドゥーム/スラッジメタルシーンでも安定した人気と知名度を獲得している実力派です。3年前にリリースされた前作「De Vermis Mysteriis」では新たなプロデューサーとしてConvergeのKurt Ballouを迎え、ハードコアの乾いた焦燥感を交えた無骨ながら芸術的なまでに洗練されたサウンドを見せ付け、ドゥームメタルのみならず世界中のメタルファンから高く評価された作品でした。

本作においてもプロデューサーは引き続きKurt Ballouが務め、傑作である前作と比べても遜色ない重厚で無骨な音像を生み出しています。特に#1. The Black Plotや#8. Luminiferousといったファストチューンの出来は凄まじく、聴いた時のカタルシスは筆舌に尽くしがたいものがあると思います。勿論、彼らの十八番であるミドルテンポなスラッジメタルチューンの出来も素晴らしいのですが、前作を初めとする過去の傑作群と比べてしまうとやや存在感が薄れてしまったかなと感じてしまいました。それでもトータル・アルバムとして見れば凡百のバンドが集まっても足元に及ばないほどの高クオリティーを誇る作品であることは間違いなく、彼らのファンであれば確実に満足できる内容であることは確かです。彼らの作品を初めて聴くという方が手にとってもイメージからかけ離れること無く聴き通すことの出来るであろう、安定感ある好作品。