Lord of Misrule / Blood Ceremony

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Release : 2016/3/25

Genre : Psychedelic / Stoner Rock

Samples : “Flower Phantoms”

Tracklist :

  1. The Devils’s Widow
  2. Lorely
  3. The Rogue’s Lot  ★オススメ
  4. Lord of Misrule
  5. Half Moon Street
  6. The Weird of Finistere
  7. Flower Phantoms
  8. Old Fires
  9. Things Present, Things Past

女性ヴォーカリスト擁するカナダ出身のサイケデリック/ストーナー・ロックバンド、Blood Ceremonyの4thアルバム。これまでに引き続きリー・ドリアン率いるRise Above Recordsからのリリース。

Jethro TullやLed Zeppelin、Black Sabath等を思い起こさせる70年代クラシック・ハードロック風の音像が、女性フロントマンのアリア・オブライエンの妖しげに艶めく歌唱とフルートの音色に彩られ、過剰なまでのヴィンテージ感が塗されたオカルト・ロックを奏でるバンド。今や女性フロントマンの在籍するストーナー/ドゥームロックバンドも珍しくない気もしますが、彼らはそのパイオニアとして頭一つ抜けた存在感を放ち続けています。

実は前作をまだ聴いておらず、前々作以来の視聴となったのですが、2ndアルバムまでのハードロック色はやや鳴りを潜め、クラシカルなロックサウンドにより回帰した内容となっていますね。1st,2ndのドロドロとした音像よりも、70年代風のスモーキーなフレーズでポップなメロディーを奏でるギターや、哀愁漂わすアコースティックギターの爪弾き、呪術的なだけでなくメランコリックな彩りも加えるようになったフルートの旋律等によって、妖しげな雰囲気はそのままに、より軽快でフォーキッシュな作風へと変貌を遂げています。

初期のハードな作風を期待していた方には肩透かしな内容かもしれませんが、彼らのヴィンテージな音像に魅了された私のような人にはこれ以上無い作品になると思います。楽曲の完成度は過去聴いてきた中でも最高の部類で、とにかくキャッチーで耳に残る。彼らのメロディーセンスが爆発した傑作です。

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