Lighthouse / iamthemorning

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Release : 2016/4/1

Genre : Acoustic / Classical / Post Progressive Rock

Samples : bandcamp

Tracklist :

  1. I Came Before the Water Pt I
  2. Too Many Years
  3. Clear Clearer
  4. Sleeping Pills
  5. Libretto Horror
  6. Lighthouse (feat. Mariusz Duda)  ★オススメ
  7. Harmony
  8. Matches
  9. Belighted
  10. Chalk and Сoal
  11. I Came Before the Water Pt II
  12. Post Scriptum

ロシア西部、フィンランドとの国境近くにある都市サンクトペテルブルグ出身のチェンバー/ポスト・プログレッシブロックバンド、iamthemorningの3rdフルアルバム。前作『Belighted』でめでたくKscope入りして以来2年振りとなる最新作ですが、これが非常に素晴らしい出来。

iamthemorningは男性ピアニストGleb Kolyadinと女性ヴォーカリストMarjana Semkinaを中心としたユニットで、ライブではドラマー、ベーシスト、ギタリスト、弦楽器隊をサポートに迎えてバンド体制を組んでいます。クラシックの素養を持つGlebの流麗なピアノの演奏に、Marjanaの儚げなフェアリーヴォイスが乗る、これだけで充分美しいのですが、彼らの場合はSteven Wilson, Porcupine Tree, Riverside, Tesseract, Toolへの嗜好を公言している通り、プログレッシブロックやオルタナティブロックのアンサンブルを大胆に組み込んでいます。今作ではその「ロック」の部分がかなり存在感を増していて、ダイナミックなアンサンブルも聴きどころの一つ。また所々でジャズの風味を感じさせ、跳ね回るピアノや自由に動き回るギターワーク、そしてサックスのムーディな音色が、ストリングスとMarjanaの歌唱による天上のフレーズと対比しながら、各々の楽曲展開に一層のメリハリを施しています。それによって、過去作では周囲の音に時として埋もれてしまう事のあったMarjanaのヴォーカルがより強い存在感を放つようになった点も注目すべきです。本作のハイライトは、RiversideのフロントマンMariusz Dudaが美声を披露するタイトルトラック#6 Lighthouse。メランコリックなピアノの旋律に合わせて、哀愁深いヴォーカルラインを聴かせるMarjanaとMariuszのデュエットは必聴です。

間違いなく彼らのキャリア最高傑作と言える名作であり、過去最高にプログレッシブなアルバム。全てにおいて前作を上回る完成度で、従来のファンは勿論、彼らの事を初めて知った方にもまず本作を聴いて欲しい。今後彼らを語る上でも外せない代表作になりうる逸品です。

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