Patience / The Invisible

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Release : 2016/6/10

Genre : Alternative Pop / Funk / Electronic

Samples : bandcamp

Tracklist :

  1. So Well
  2. Save You  ★オススメ
  3. Best Of Me
  4. Life’s Dancers
  5. Different (feat. Rosie Lowe)
  6. Love Me Again (feat. Anna Calvi)
  7. Memories
  8. Believe In Yourself
  9. K Town Sunset (feat. Connan Mockasin)

AdeleやSt. Vincent、Matthew Herbertといった超一流ミュージシャンのバックバンドをはじめ、数多くのビッグアクトと関わりを持つDave Okumu (guitar, vocals)、Tom Herbert (bass & synthesizer) 、Leo Taylor (drums)の3名からなるスーパーバンド、The Invisibleの4thアルバム。

彼らの作品を初めて聴いたのは前作『Rispah』(2012)でしたが、当時アルバム製作中に亡くなったDave Okumuの母親への心情が大きく反映された、悲哀の感情に満ちたメランコリー極まる内容でした。それから一転、4年振りとなる本作はバンドの「生きている事への感謝と喜び」を最も強く感じるだろうと公言されています。ファンクからジャズ、ロック、エレクトロ・ミュージック、R&Bまで多彩なジャンルを跨ぐ彼らの音楽性はそのままに、最も身近な人の死を乗り越えて鳴らされるサウンドは前作とは比較にならないほど強かで情熱的。Daveによるプロデュース歴もあるJessie Wareを迎えた甘美なシンセポップナンバー#1. So Well、R&Bをベースに心地よく跳ねるギターとバックビートによるファンクの情味を乗せた#2. Save You、スイング感を持たせたアンビエントシンセとヴォーカルが酩酊感を誘う#4. Life’s Dancers、サイケデリックなシンセサウンドによる彩りの中で、ニュージーランドのミュージシャンConnan Mockasinの艶やかなヴォーカルをフィーチャーした#6. Love Me Again、キャッチーなシンセの音色と力強いビートと共に徐々にメロウネスを爆発させていく、Floating Pointsとのコラボレーションナンバー#7. Memories、ダークで儚いシンセサウンドを纏って、メロウなギターフレーズとコーラスワークが心を揺らすダウンテンポ・ナンバー#8. Believe In Yourselfなど、聴き手を選ばない魅力的な楽曲が並びます。

キャッチーでありながら安っぽさは皆無で、大人の色香を漂わせるゴージャスな仕上がりです。中でもDaveが注入したアフリカン・ミュージックの香気の威力は絶大で、リズミカルで妖艶なナンバーの連続に頭は終始クラクラ。前作よりもずっと創造的でハイクオリティな本作は、万人にオススメ出来る極上のポップ・アルバムです。

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