Handmade Cities / Plini

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Release : 2016/8/26

Genre : Progressive Metal / Instrumental

Samples : bandcamp

Tracklist :

  1. Electric Sunrise
  2. Handmade Cities
  3. Inhale  ★オススメ
  4. Every Piece Matters
  5. Pastures
  6. Here We Are, Again
  7. Cascade

オーストラリアはシドニー出身のギタリスト、Pliniの最新作。フルレングスアルバムとしては初のリリースです。

Sithu AyeDavid Maxim Micic等と並んでインターネットから人気を爆発させた気鋭のギタリストで、分厚くメタリックな音作りを基本としながら、プログレやフュージョンからの影響を多大に感じさせるテクニカルでスムーズなプレイングが持ち味。過去にはKendrick Lamarとのコラボレーションナンバーを発表したり、カンボジアの貧困家庭支援を目的としたシングルをリリースしたりと、そのフットワークの軽さと行動力の高さも魅力です。加えてぐうの音も出ないほどイケメン。非の打ち所が無いとは正にこのこと。

さて本作もこれまでの作品と同様に、ザクザクと心地よく刻むディストーションギターと爽やかなカッティングギター、そして真珠のようにきめ細やかで美しいシンセの音色をバックに、エモーショナルに謳い上げるリードギターが際限なく高揚感を煽る、極めて質の高いインストアルバム。キャッチーでありながら着飾ったようなメロディーは一切なく、フュージョンを経由したスタイリッシュで流麗なフレーズの数々には上品さすら漂います。中でも#3. Inhale#7. Cascadeでのギタープレイはとにかくスリリングで、静から動への振り幅が非常に大きいため、攻めに転じる場面で披露される感情を爆発させたかのような熱いギターフレーズの応酬には、思わず目がくらんでしまいそうな眩しさを覚えます。

個人的にはもう少しフュージョン要素が多ければ完璧だったのですが、それも誤差の範囲と認めざるを得ないほど高いクオリティーを誇る秀作です。上記に挙げたアーティストやSteve Vai、Liquid Tension Experiment、Animals As Leaders、Intervals等がお好きな方は是非。