ミカヅキBIGWAVE “わたしのYUME DIARY – EP”

Release : 2017/6/3

Genre : Future Funk / Anime Groove

Samples : bandcamp

Tracklist :

  1. Intro (夢の邪魔しないで)
  2. Fairy
  3. You’re the only one
  4. サテライトsatellite
  5. Sweet Days  ★オススメ
  6. Feel So Good!!
  7. midnight highway
  8. 渚nagisa
  9. Heart のbreak
  10. わたしのYUME日記
  11. BLIZZARD
  12. 愛にそうしますhotelシーサイド
  13. Loneliness孤独な少女はいつも (Outro)

Future Funkの世界で遂にハマるアルバムに出会ってしまった。目下、Anathemaの最新作と並んで絶賛ヘビーローテーション中なのが、このミカヅキBIGWAVEの新作。

bandcampにはそれなりに長く入り浸ってきたけど、Vaporwaveにはとんと縁が無かった。アーティストやアルバム名ですぐにそれと分かるから試聴する機会もそこそこあったのだけど、琴線に触れる作品に出会うことはありませんでした。Future FunkはVaporwaveの派生ジャンルで、Vaporwaveよりは好みの音楽性なのだけど、それでもどっぷりハマる程の作品に出会うことは無かった。

Future Funkという音楽は、日本のアニソンやディスコ、シティポップといったサブカル的な色合いの強いものから、AORやヒップホップ、ラウンジ・ミュージック全般を基礎としたアーバンな色合いのものまで、志向性はアーティストによって様々。いずれにせよVaporwave特有の薄気味悪さやグロさに上手く適合出来なかった私にとっては、聴き易さに勝るFuture Funkはとても好ましく映りました。MVは短い映像を延々とループさせるもので、これはVaporwaveと同じ。しかし映像の素材には違いがあり、Vaporwaveはチープな3Dアニメーション、Future FunkはアニメのワンシーンやOP映像を用いているのが殆どと違いがあります。Future FunkのMVについてはArtzie MusicというYoutubeチャンネルが毎日のようにアップしているので、このジャンルに興味を持ったら是非覗いてみて欲しい。

素材の元ネタはかする程も分かっていないから当然ではあるけど、それでもジャンルとして不可避であるはずの胡散臭さが薄いのが凄い。音楽性は、少女チックで可憐なジャケットアートが全て物語っています。90~00年代に青春時代を送った方ならドンピシャで刺さる劇薬。

慌てて過去作を買い漁って聴いてみたけど、本作が一番クオリティーが高いと思う。どうやら本作がKawaii Future Funkへの入り口になったらしい。