Pejzaż “Ostatni Dzień Lata”

Country : Poland

Release : 2018/6/30

Label : The Very Polish Cut-Outs

Genre : Downtempo / Electronica / Deep House / R&B

Sample : bandcamp

Tracklist :

  1. Bałtyk
  2. Miasta Mrok
  3. Strugi Słonej Wody
  4. Uważaj Jak Tańczysz
  5. Z Drugiej Strony Światła
  6. Tyle Znaczeń
  7. Ucieczka
  8. Najłatwiej Się Zaszyć
  9. Sny
  10. Przyzwyczajamy Się
  11. Ostatni Dzień Lata★オススメ
  12. Wisła
  13. Outro

多分、今年最も聴いたエレクトロニック・ミュージックだと思う。底にあるのはハウスなのだけれど、フォークトロニカやダブステップ、チルホップ、ソウル、ファンク、クラシック等で分厚くレイヤードされた、七彩の作品に仕上がっています。加えて80~90年代ラウンジ風にアレンジされた音像が、深々とノスタルジアに突き刺さる。本作を堪能することは、質の良いレトロ映画を観る体験に似ているかもしれない。The PhantomやEarth Traxという名義でも活動してきた、本名Bartosz Kruczyńskiの新たなプロジェクト、Pejzaż。「The last day of summer」と英訳される本作は、その名に恥じぬ甘酸っぱさと哀愁を兼ね備えています。

本作でまず目立つのが、女性(サンプリング)ヴォーカルの大量導入。かつての作品でもヴォーカル・サンプルの登場機会はありましたが、本作では主役と言っても良いくらい頻出します。ビートはより人間味のある生々しいものになり、ブラスやストリングス等の生音もよくカットインします。これにより、本作はハウス色が強かったり、音響作品的だったかつての作品よりも遥かに有機的な含みを持った内容になりました。まさしくジャケットアートのように、奥行きと人肌を感じさせる暖かいサウンドスケープが広がっています。そんな本作の個人的ハイライトは、まるで古いビデオを再生した時の様なプチプチと心地よいノイズを交えながら、クラシカル・サウンドを伴って昔日のフェミニンを大量散布する9分超の大曲#11. Ostatni Dzień Lata。最初にこの曲を聴いた瞬間から、私は本作の虜になりました。

ディープハウスから、チルアウト、エレクトロニカ、果てはR&B/ソウルがお好きな方まで幅広くオススメ出来る傑作です。エレクトロニック・ミュージックを余り多くは嗜まない私のようなリスナーにも、その魅力を届ける力があります。